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建設コンサルタントとは FAQ

  • Q

    建設コンサルタントとはどのような仕事をするのですか?

    A

    建設コンサルタントとは、鉄道や道路などの生活に欠かせない社会資本(インフラ)の整備に関して総合的なプロデュースを行う仕事です。具体的には、国や地方自治体、民間の事業者に代わって、プロジェクトの計画や調査、設計業務のほか、施工管理や維持管理などの業務を担っています。建設会社とは違い、実際に道路やトンネルなどの工事を行うことはありません。

  • Q

    インフラの整備はどのように進められるのですか?建設コンサルタントの役割を教えてください。

    A

    インフラ整備に関するプロジェクトは一般的に以下のプロセスで進められます。建設コンサルタントもそれぞれのプロセスに応じた役割を担っています。

    1.計画
    建設プロジェクトの根幹となるプロセスでプロジェクトがもたらす効果や工事中や工事完了後の影響を想定し、実現可能性や妥当性を検討しながら計画を立案します。主に国や地方自治体などの公的機関が主導で行いますが、研究機関等の専門家や各種コンサルタント、地域住民等に意見を求めることもあります。

    2.調査
    プロジェクトの周辺環境を把握するために、実際に現地測量や埋設物の調査などを行うプロセスで、周囲への影響が懸念される場合は、これに対するリスクの把握を行います。多くは公的機関から測量会社や調査会社に委託されます。

    3.設計
    コンサルタント会社が主に担当するプロセスで、公的機関から委託されることが多く、専門的な技術が必要な場合は、各種メーカーや工法協会等と協力して検討に当たることが一般的です。

    4.施工
    実際の工事およびこれに関わる作業のプロセスで、公的機関などから建設会社へ委託されることが一般的ですが、工事に必要な仮設構造物の設計や施工の流れを決定する「施工計画」の策定を建設コンサルタント会社が行うこともあります。また、これにメーカーなどが協力して工事の完成をめざします。

    5.維持管理
    完成した構造物や設備などの維持管理を行いながら、災害や経年劣化による被害の修繕を行い、設備の長寿命化を図ります。修繕の規模にもよりますが、コンサルタント会社が設計を行い、建設会社が施工を行うこともあります。

  • Q

    建設コンサルタントの魅力とは何ですか?

    A

    社会への高い貢献度
    私たちの生活は道路や鉄道をはじめとする社会資本(インフラ)に支えられています。建設コンサルタントは社会資本の整備に携わることで、常に人々の安全・安心な暮らしづくりに貢献しています。

    大きな達成感が得られる仕事
    建設コンサルタントはインフラ整備の計画から維持管理まで多くのプロセスに関わっています。その分、仕事は複雑で専門的な知識も必要になりますが、プロジェクトが完成したときの喜びは格別です。

    カタチに残るモノづくり
    自分たちの仕事が大きなスケールで形として残ることも魅力の一つです。未来に残るモノだからこそ将来の事まで考えて設計することで、人々の暮らしと街づくりにも貢献しています。